モンスターの数


ゆうりとお父さんで、昼ごはんを食べに行った時の会話です。
昼ごはんの話をしてくるかと思いきや、ゆうりの頭の中は、My Singing Monstersのことでいっぱいなのでした。
My Singing Monsters は モンスターをかけ合わせて生み出し、育てるゲームなので、この先あとどれくらい がんばらないといけないのか、
そのことを 少し不安に、でも楽しみにしていて、数学好きの個性が相まって飛び出した問いかけだったのだと思います。
いきなり 6エレメントから派生するパターン数をカウントするのはキツイ、と考えて、半分の3エレメントに単純化して考え始めるセンスは
非常にすばらしかったです。単にカウントするのではなく、法則があるのではないか、という勘が働いていました。
実は、問いかけられたとき、お父さんは「ゆうりがよく知っている数かもよ」というヒントを出していて、
「2, 4, 8, 16, 32, 64みたいなこと?」と反応したので、驚きました。
でも、まだその時には答えはわかっていなかったようで、4ではなくて3、8ではなくて7、16ではなくて15 だったので、
「2, 4, 8, 16, 32, 64とは違う」と思ってしまったんですね。
だけど、 「2, 4, 8, 16, 32, 64とは違う」が、たったひとつしかずれていないこと、ひとつもエレメントを持たないモンスターのことを
除外してカウントしていたためにそれが起きたこと、を理解した途端に、ゆうりの中に明らかに稲妻が走りました。
「2の冪」の魅力に圧倒された瞬間であったと同時に、「ゼロ」の概念を身をもって理解した瞬間であったのだと思います。
(なぜ 「2の冪」なのか、その理論的なところは、まだ理解できていなくて、「また2の冪か!!」という驚きだったと思います)

ゆうりは 通っている "はなまる学習会" の作文を、ふざけて書いたことがあります。

だいめい:オレオシリーズ

今日は、色いろなオレオをしょうかいするよ。
のその前に、オレオとは、黒いクッキーが二つと、白いクリームが一つでオレオです。
ではオレオシリーズのお時間です。

オレオ、レオレ、オ、レ、オレ、レオ、オオ、レレ、オオオ、レレレ、オレレ、レオオ、オオレ、レレオ、
オオオオ、レレレレ、オレオレ、レオレオ、オレレレ、レオオオ、オオレレ、レレオオ、オオオレ、レレレオ、
オレレオ、レオオレ、オレオオ、レオレレ、オオレオ、レレオレ。

はるっぴ先生より:

なんだか呪文みたいだね。メロディーをつけて「オレオ」という曲がつくれそうでワクワクするよ!
黒いクッキーが「オ」で、真ん中のクリームが「レ」なんだね。面白い!オレオレ~オレオレオ~オ~レ~オ!オ・レ!

はるっぴ先生の神対応の返しが秀逸なのですが、小学2年生のゆうりが作文で表現したかったのは、2進数・デジタルです。
寝言で「そう、それ!2って大切、2はすごく大切!」と言っていたこともあって(実話・笑)、ゆうりは「2の冪」に夢中です。

黒文字はぜんぶ ゆうりがタイピングしました。青文字は ゆうりのおとうさんがタイピングしました。
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