1日100時間でよくね?






「今日はもう寝よう」という時間になって、ゆうりがふっかけてきた質問というか提案、それが
「1日はなんで24時間なんて半端な数なのか。100にすればいいじゃないか。」でした。
問いかけをしてきたそのとき、すでに 新しい時計のイメージを熱弁していました。
「今日は寝て、明日調べよう」ということにして、翌日調べてみた結果です。
「1日100時間制にしよう」とは言ったものの、ゆうりに「100時間制だと今何時?」と聞いても答えられません。
なんだかんだ、24時間制(12時間制)に慣れてしまっているからです。
ですが、今回の研究で「1年を12で割りたくなった理由はありそうだが、1日を24時間(12時間)で割る根拠は実はない」ことがわかりました。
月の満ち欠けが「月」で、太陽の動きが「日」なのに対して、「時」とはなんだ?というと 文字と概念がつながりません。
お寺が鐘をならすタイミング…でしょうか。「そんなの"時"の概念ができた後の話じゃん」と思ってしまいます。
しかも、1時間は60分、1分は60秒と、そこでは12ではなく、12の5倍の60という数字が使われるあたり、たしかにナゾが多いです。
30とか12とか、その最小公倍数の60とか、「数・時間の概念は月の影響を強く受けてきた」ということをお父さんも初めて実感しました。
100時間制に変えても すぐに慣れると思いますし、14.5分が1時間って 人間の集中力が持続できる時間とも一致しますので、秀逸です。
10進法が定着した今、そして人生100年と言われ始めた今、1日100時間制はかなりわかりやすい、とお父さんも思います。
お父さんの年齢は、100時間制にあてはめると まだ正午あたりと知って、先の長さにがくぜんとしました。
ていうか、ゆうりくんは、まだ夜明け前です。ゆうりくんどころか、成人しても まだなお夜明け前です。この自由研究、深い… な…。